鈴木家なう。

1123!

いい兄さん！
おお・・・これぞいい兄さんやぞ・・・
うん、清七もまあ、弟イメージのが強いわけですが。

甘いもの得意じゃないくせにチビたちのためにケーキとか作る兄さんとかほんと素敵な兄さんだこの子・・・
あれ、もしかして清七ってものすごくいい男なんじゃないか？（（（



瀬名と清七

「・・・窓・・・」
「・・・あ、開けっ放しだったな。悪い」
「ごめんなさいね・・・」
「いや、お袋が外怖いの、俺知ってるから。気にすんなよ」
「ううん・・・ごめんなさい、清七には迷惑ばかり」
「だから気にすんなって」
「・・・いつもありがとう」
「おう。・・・なあお袋、顔色悪くないか？」
「そう・・・？」
「また悪い夢でも見たのか？」
「・・・ええ。小さな男の子が、車の中で血を流してるの。でも、私はなぜかその場から動けなくて・・・その子の手当てもできなくて・・・」
「・・・いつもの夢か」
「そうだったかしら・・・？」
「前も同じこと話してた」
「・・・あら。ごめんなさいね、忘れっぽくて」
「別にいいよ。今に始まった事じゃないし」
「・・・最近、寒くなってきたわね」
「・・・そうだな」
「夢の中はいつも寒いの」
「・・・その夢、見なくなるといいな」
「ええ・・・」

母子の会話。

瀬名さんも平八と同じような夢を見ます。
事故以前の記憶はないけど。

しかし清七おまえ本当に中一か。
ずいぶんとしっかりした子でまあ・・・