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東西南北!とくすつば!の企画用ブログ兼個人的な創作置き場。
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    こばどんログ 日和編4

    シリアスとほのぼの。






    ひよりはひより

    ねえ。
    そんなんで、汚い過去が消えるとでも思っているの?
    いい子ぶらないで。
    初めて持った刃物の重み・・・
    父親に対する確かな殺意・・・

    ・・・あなた、だれ・・・?

    ひよりよ。

    ちがうもん・・・ひよりは、あなたじゃない。わたしよ・・・

    あなたはわたし。わたしはわたし。ひよりは、ひよりよ?

    がんばるもん・・・元の家族に戻れるように、パパのことも許せるようになるように、ひより、がんばるもん・・・じゃましないで・・・

    今更あのパパと家族に戻れると思ってるの?どうせまたママを殴るのがオチよ。

    だいじょうぶよ・・・お兄ちゃんが、パパを優しいパパに戻してくれたし・・・きっと、幸せな家族になれるよ・・・

    うそつき。こんなに震えてるよ。
    本当は怖いんでしょ?パパを受け入れるのが

    怖くないよ・・・!ふさえちゃんも、パパさんも、しゅんくんも・・・あおちゃんだって、ひよりのことおうえんしてくれるもの・・・!ひとりぼっちのあなたとはちがうの・・・!

    ---

    深層心理的な。
    二重人格ってわけじゃないよ!←
    日和の心の奥にある闇の具現のような(?)

    兄より大切な人ができて、父親に対する憎しみも柔らいで、いざ一緒に住もうという時期の夢の話。
    猛が高校卒業するあたりだから2年後くらいかな・・・(曖昧)



    制服

    日「わー!楠木の制服だー!ありがとう、かざちゃん!」
    か「いいえ。その制服も無駄にならなくて良かったです^^」
    千「少し大きいかなあ?」
    か「でも日和さんは成長期ですから」
    千「そうだよねー。千沙のなんて着たら3年になる頃にはきっちきちになっちゃうよね」
    朝「本当に・・・戴いてしまってよろしいのでしょうか?」
    は「いいのよ。よく似合ってるわよ、日和ちゃん^^」
    日「ほんと?ありがとー!」

    ---

    そんなわけで。
    日和の制服はかざみから貰ったものです。
    身長も(最終的には)そんなに変わらないしね。
    日和は最終的に160cmくらいになるよ!←

    鈴木家と日和に絡みはあるんだ。普通に顔見知りなんだ。
    しかし聖と面識があるかどうかは謎である。あってもおかしくはないのだけどね。



    おにいちゃんのかわり

    「しばらくうちで聖と日和を預かることになった」

    そう、父さんが言った。
    聖と日和・・・猛兄さんの弟と妹。僕のいとこ。
    家は遠くないけど、学校も違うし、猛兄さんみたいに道場に通っていたわけじゃないから、親戚の集まり以外での交流はあまりなかった。

    どうやら猛兄さんが静岡に行ってしまったことで、特に日和が塞ぎ込んでいるらしい。
    父親が母親にDVを繰り返した結果の別居らしいけど・・・どうして猛兄さんまで行かなければならなかったのだろう。
    ・・・日常的にDVを見てきた日和の心の傷は深く、父親に刃物を向けてしまったらしい。
    刃物と言っても、料理に使う包丁だけど。
    どちらにしろ・・・穏やかな話じゃない。

    そんな日和が、

    「・・・平ちゃんといっしょにねる」

    そう、言ってきた。

    「え・・・?早百合姉さんか禰々じゃだめなの?」
    「平ちゃんがいい」
    「・・・聖は?」
    「ぼくは・・・ひとりで平気」
    「聖は私と一緒に寝ようか」
    「・・・ありがと、おじさん・・・」
    「・・・平八郎、日和と一緒に寝てやれ。事情が事情だ」
    「・・・?」

    僕だってもう小5だ。
    2つも年下とはいえ、女の子と同じ布団で寝るような年齢じゃない。
    ・・・でも、断れるような雰囲気じゃなかったし。
    仕方なく、日和と一緒に寝ることにした。

    ---

    平ちゃんは、おにいちゃんみたい。
    背も高いし、剣道もやってるし、やさしいし。

    「・・・さみしいときはね、おにいちゃんがね、こうしていっしょに寝てくれたの」
    「・・・そう、なんだ」
    「おにいちゃんがいたから、ひよりは安心して毎日眠れたの。でも・・・もうそのおにいちゃんはいないの・・・」
    「・・・・・・」
    「パパがママをなぐることがなくなった。それはうれしいの。でも・・・おにいちゃんが行っちゃったら・・・意味ないよ・・・」
    「・・・寂しい、よね」
    「パパだけ消えればよかったのに・・・あのとき・・・パパを刺してたら・・・」
    「・・・駄目。そんなことしたら、お母さんも、猛兄さんも、聖だって不幸になる」
    「・・・・・・ううっ・・・でも・・・」
    「いつか猛兄さんは帰ってくるから。だから、信じて待とう、ね?」
    「・・・うっ・・・えっく・・・」
    「それまで、僕が猛兄さんの代わりだから」
    「・・・ふえっ・・・おにいちゃん・・・おにいちゃん・・・!ふえええっ・・・」

    ---

    猛が静岡行った後の話。
    平八小5、日和小3の頃。
    少しの間だけ聖日和を姫宮家で預かってました。多分春休み期間とかじゃないかな。3月くらい。

    これ以前だとあまり交流がなかった姫宮吉野。
    猛だけは道場通ってたので普通に交流があった。



    もーっ!

    日「たかちゃん、もう10時だよ!早くおふろ入って!」
    聖「んー・・・今日は、おふろ・・・いい・・・」
    日「だめよ、冬ならいいけど夏は汗かくんだから。ひより、くさいたかちゃんといっしょの部屋で寝るの、いやだよ!」
    聖「んー・・・」

    聖はちょっとずぼらなイメージ。
    日和は生活面ではしっかり者。掃除とかきちんとやる。
    日和と同じ部屋なので今のところは綺麗だけど、これがもし部屋分かれたら聖の部屋が散々なことになるんだろうな。掃除しないから。

    ---

    聖に対してはちょっと強気になる日和。
    聖がゆるゆるすぎるのでそこらへん日和が面倒見てあげてる。
    勉強とかは聖のが優秀だけど、生活能力は完全日和の勝ちである。
    料理も上手いよ!朝日さんがお仕事忙しいから家事は日和が頑張る。
    聖の弁当は日和が作ってあげてます。日和は給食だけど。
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