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東西南北!とくすつば!の企画用ブログ兼個人的な創作置き場。
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    こばどんログ 親世代編

    みさかさんとこうぞうさんとよしひこさんとはるみさん。
    鈴木家親世代ズの過去話。






    22年前

    「・・・鏡内、」
    「・・・・・・」
    「おい、返事くらいしやがれ」
    「・・・鈴木先輩、申し訳ありません、家の言いつけにより同年代の異性との会話は禁じられているので」
    「Σ俺と会話しなかったら部活成り立たねえだろ!ただでさえ部員が俺と鏡内しかいねえのに」
    「・・・・・・(パシャ)」
    「俺はお前の写真の先輩だ、アドバイスくらいさせやがれ。そんなんじゃ部に入った意味ないだろ。ただでさえ部員少なくて同好会に格下げされそうな勢いだっつーのに」
    「・・・・・・」
    「それに、ここまで親の監視が届いてるわけじゃねーだろ。今この場で俺と会話したところで、何の問題がある?」
    「・・・そう、ですね・・・では、必要最低限の会話はさせていただきましょう」
    「ったく・・・どんだけお堅い家のお嬢様だっての。なんで男と会話するのが駄目なんだよ」
    「・・・不必要な恋愛を防ぐためです。婚約者が決められているのに、他の男性に現を抜かすなどもっての他ですから」
    「なんだそれ・・・結婚も自由にできないのかよ」
    「私は、鏡内繁栄のための道具ですから」
    「・・・ふざけてやがる」
    「・・・はい?」
    「おら、狭っ苦しい学校での活動は終わりだ。外行くぞ、外」
    「え・・・?きゃっ!引っ張らないで下さい!」

    ---

    高校生嘉彦さんと美沙華さん。
    二人は白南風写真部でした。写真部あるかどうか知らないけどな!(スパーン)
    部員は二人(ということにしておいた)

    美沙華さんが孝造さんと出会ったのは嘉彦さんつながりでしたとさ。
    そしてグラサンスキンヘッドじゃない嘉彦さんは本気でだれおま。

    嘉彦さんに白南風とか似合わなさ過ぎるどうしよう←
    でも頭はいいのよ!いや頭いいっていうより勉強できるだけだけど(×)
    制服はだるんだるんの着こなしでした。頻繁に指導受けました。

    逆に孝造さんは勉強できない子でした。
    でも仕事はできる。社会人向き。←
    出身校は東海林かなあ・・・北斗のイメージはない。

    ---


    はるみ「あら、よしくん!今日はずいぶんと早く部活終わったのね」
    嘉彦「はるみさん・・・!ずっと待ってたんスか?」
    は「今日はたまたま部活休みでね」
    美「・・・鈴木先輩、この方は?」
    嘉「俺の彼女だ」
    は「勅使川 はるみ。西水流3年よ。よしくん、ずいぶん可愛い子連れてるのねえ・・・?」
    嘉「馬鹿言わないで下さいよ、写真部の後輩ですから」
    美「あ、あの・・・わたしは鏡内 美沙華・・・白南風1年です」
    は「あーん小さいっ!可愛いっ!(はぐはぐ)」
    美「Σひゃっ!?」
    嘉「しっかしミサは本当に小せえよな・・・小学生のがでかいんじゃねーか?(なでなで)」
    美「Σなでないで下さい!それにミサって呼び方は何ですか!?こんなところSPに見られたら・・・」
    嘉「俺には彼女がいる。恋愛に発展することなんて有り得ないんだから問題ないだろ」
    美「そういう問題じゃないんですっ!」
    嘉「そうだはるみさん、3人で一緒に絶景スポット巡りしましょうよ。純粋培養のお嬢様が俺の後ろに乗るなんて無理だろうし、はるみさんの後ろに乗せてもらえませんか?」
    は「なるほど、部活の一環ってわけね。じゃあミサちゃん、お姉さんの後ろに乗りなさい」
    美「え?後ろって・・・バイクですか!?」
    嘉「安心しな、はるみさんは安全運転だから」
    美「え、えええ・・・!?」

    ---

    はるみさんは西水流出身。
    前の制服なんざ分からないからただのYシャツ。
    セーラー服だった可能性もあるんだよね・・・
    まあそうだとしたら着替えた後ということで。

    っていうか西水流が22年前になかったらどうしよう・・・(×)
    校舎とか制服とかが新しくなっただけよね?学校そのものが新しいわけじゃないよね?←



    出会い

    白南風には写真を現像できる設備がなかった。

    「俺の家にそういう設備は揃ってるから」

    休日。
    部活の一環という名目で、鈴木先輩の家へ行った。
    両親には「はるみさんの家に行く」と伝えた。

    ・・・そこで、先輩の兄、孝造さんと出会った。
    必要以上に話すまいとしていたのに、彼はとても気さくで、優しくて。
    つい、受け答えをしてしまうわたしがいた。

    そして、いつしか・・・わたしは、孝造さんに惹かれていた。

    やがて、わたしと孝造さんは、恋人同士という関係になった。
    家の言いつけなんてもう知らない。
    わたしは、この人と一緒じゃなきゃ幸せになれない。
    いつしかわたしは、家に反発するようになっていた。

    数年後、両親の反対を押し切って、わたしたちは結婚し、まもなく子を授かった。
    ・・・この子の名前、女の子だったら「千沙華」にしよう。
    そして、自由な子になるよう育てよう。そう決めた。

    幸せな道が開かれるのだと、信じていた。

    ---

    結局千沙華を生んだことで、美沙華さんは世を去ってしまうわけですが。
    切ない・・・(自分で設定作っておきながら)
    近いうちに千沙華の美沙華さん絡みの話書きたいなあ・・・

    ---

    孝造さんはるみさんの変わらなさと嘉彦さんの変わりっぷり・・・(((
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