弟子と娘
正「具合はいかがですか?」
か「・・・!?ど、どちらさまですか!?」
正「おや、聞いてませんでした?君のお父上の弟子の、女鹿正也です」
か「弟子・・・?お父さん、弟子は作らない主義だって言ってたのに・・・」
正「そうですか?弟子入り志願したらあっさり受け入れていただけましたが」
か「・・・いえいえ!そういう話ではなく!どうしてお弟子さんが私の部屋に!?」
正「師匠もはるみさんも仕事で家にいないから、とボクに君の看病を頼まれたのですよ」
か「もう、お父さんってば・・・!普通は年頃の娘の部屋に男の子を上げたりなんてしないでしょ・・・!」
正「大丈夫です。変な気起こしたりしませんから。はい、りんご剥けましたよ」
か「あ・・・はい、ありがとうございます・・・」
正「君はボクと同い年だそうですね」
か「女鹿くんも、高校1年なんですか?」
正「はい」
か「その制服・・・白南風ですよね?」
正「ええ。君は?」
か「東海林です。最初は白南風狙いでしたけど・・・色々考えて、諦めました」
正「かなり成績がいいと聞きましたが」
か「白南風で通用するか分からない程度ですよ」
正「ボクだって、白南風では特別成績がいいわけではありませんよ。・・・そうだ、大事なことを聞き忘れていた」
か「はい?」
正「君の名前」
か「・・・え、あ、はい、鈴木かざみです」
正「かざみ・・・珍しい名前ですね。ふふ、これからよろしくお願いしますね」
----------------------------------------------
かざみと正也の出会い。
もう喘息は治ったけど、かざみはいまだ頻繁に身体を壊します。
それは多分体力がないからだろうけど。
正也はしょっちゅうかざみの家に来てるので家族みたいなものなんですが、まあ、正也が本心見せてないから微妙に壁があるのよね、この二人・・・(((
出会いの時点では女鹿くんだけど、まもなく正也くんと呼ぶようになりますよ。
かざみとへいはち
平「あれ?かざみさんってケーキ好きでしたよね?それしか取らないんですか?」
か「こ、これ以上取ったら体重が大変なことになりかねないので・・・!」
平「ケーキバイキングなのに勿体無いですよ。体重なんて気にせずに食べればいいのに」
か「だめです。後悔のもとです。」
平「女の子は少しくらい太ってたほうが可愛いですよ」
か「平八郎くんは細いからそんな悠長なこと言ってられるんです!」
平「僕は僕で細いの気にしてるんですけどね・・・」
か「それにしても何ですかその量!?そんなに食べ切れるんですか!?」
平「このくらいなら余裕ですよ」
か「それでも太らないなんて羨ましすぎる・・・!もう私の贅肉あげちゃいたいくらいです!」
平「は・・・ははは・・・できれば、筋肉がほしいなあ・・・」
----------------------------------------------
悩みが対極な二人。
早百合と千沙華も多分ケーキバイキングはガツガツ喰う。
千沙華は細いし。早百合は運動するし。
スレンダーとナイスバディとグラマーだぜうちの子!(※良く言えば)
----------------------------------------------
か「そういえば何時からでしたっけ?私に敬語使うようになったのって」
平「中学時代からですかね・・・年上には敬語を使うように教えられたので」
か「千沙華にはタメ口のままじゃないですか」
平「うーん・・・千沙ちゃんに対して敬語使うのは、なんとなく照れくさかったからかなあ・・・」
か「別に私にも敬語なんて使わなくていいんですよ?」
平「いえ、そういうわけには」
か「なんだか壁作られてるようで寂しいです」
平「かざみさんだって敬語じゃないですか」
か「私は誰にだって平等に敬語ですから」
平「・・・じゃあ、かざちゃん」
か「・・・・・・」
平「・・・・・・」
か「・・・あの、ほんと、ごめんなさい・・・敬語でいいです」
平「あははは・・・今となってはすごい違和感ですね・・・」
----------------------------------------------
正直鳥肌立ったかざみ(ひどい)
小さい頃は普通にかざちゃんって呼んでたのにね!
平八に洋菓子が中途半端に似合わなくて噴いたのである(((
エンたまファン
か「はあ・・・中田先輩って本当に素敵です・・・女の人とは思えないくらい・・・」
誠「鈴木さんは中田先輩のファンなんだね?」
か「は、はい・・・演技も、本当にお上手ですし・・・そういえば成実くん、この前入部届け描いてましたよね?結局エンタ部には入部できたんですか?」
誠「心の中ではいつでもエンタ部員さ!(キリッ)」
か「あ・・・またムシャムシャされたんですね・・・」
----------------------------------------------
二人でエンタ部の舞台を見に来ているところ(?)
あ、かざみは百合ってわけじゃないからね!←
うちの女子全員どこかしら百合っぽい要素あるけどね・・・
かざみは対他学年ばっかで2年との絡み全然描いてねえやと気付いて(((
ざねとは仲よさそうな気がする。
こたはまあ、ざねを通してたまに話すとかそのくらいじゃねーかな(((
やっぱり私ざね描くのすっげえ苦手やぞ・・・
書くのも苦手やぞ・・・喋らせ辛い(((
キリッってさせてりゃざねっぽくなるかしら(?)
そういえば東海林2年ってさ
成実 誠
鈴木 かざみ
空知 虎太郎
で みんなサ行やぞ!すげえや!(((
席順はかざみがざねの後ろでこたがざねの隣とかいいんじゃないの。めっちゃくっついてる。
逆に西2年は千沙華とふくは隣同士いけそうだけど晴生だけ確実に隔離されるという事態に(・・・)
風呂上り正也
正「失礼ですね・・・ボクですよ」
か「ボクって誰ですかいやあああ近寄らないでええ」
正「シャンプーの予備がどこにあるか聞きたかっただけなのですけどねえ・・・すみませーん!師匠ー!シャンプーどこですかあー!?」
嘉「シャンプーは洗面台の二番目の引き出しの中だぞー!」
正「分かりましたー!すみませーん!(ガラッ)」
か(・・・はっ!今のもしかして正也くん!?)
----------------------------------------------
こいつが正也だと気付くのが遅すぎたかざみ。
あ、下はタオル巻いてますよ(((
髪下ろした正也の別人具合・・・
PR