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東西南北!とくすつば!の企画用ブログ兼個人的な創作置き場。
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    こばどんログ 三津子編7

    宮ミツとか涼太との話とか。






    「鏡内さん。髪の毛にゴミ、ついてますよ」

    少し前まで、男に触れられるのが怖くて仕方がなかった。

    けれど。

    宮田に触られるのは、不思議と嫌じゃなかった。

    ---

    こんな感じでミツは宮田に対する感情に気付いたんじゃないかな、と。

    宮田にペース乱されるミツかわいいよミツ(おやばか)
    どうにも中学メンツだとミツをひいきしてしまう傾向にあるようです(出番的に)

    描きやすさといい、動かしやすさといい、設定の固まり具合といい、多分中学メンツの中では抜きん出ている。
    逆に清七、禰々、ジュリオの三人はまず背景設定をほとんど考えずに生んだので実はいまだにはっきりと固まってません。
    ジュリオは心から能天気かつ強いキャラであってほしいので今後もふわふわのままでいくつもりだけど。

    禰々はもはや周囲に助けられた感があります(銅将+絹とか)
    よもや私の見てないところで面白おかしいキャラに成長してるとは思わなんだ・・・(((
    私ももっと禰々と会話せねばな。

    清七は最近ようやく方向性が見えてきたかな・・・?という具合。
    うごかせばうごかすほど誰よりもしっかり者になっていく最年少(((
    そして高校メンツの設定変わり具合が激しすぎてもう(((
    初期設定はほぼ全員ログアウトしてるよ!
    あえて言うならかざみがどうにか原型留めてるくらいだよ!
    他はもう初期作品がだれおまだよ!平八なんて見た目からして違うしな!(×)



    三津子とエスプレッソさん

    イメージ合いすぎてこまる(セレブ的な意味で)
    三津子本人はこういうキャラクターは趣味じゃないだろうけど、なんとなく並べてみると似合う。

    エスプレッソの設定かわいいんよ・・・
    ものすごく宣孝なんだよ・・・
    いじっぱりかわいいよいじっぱり。




    私はお前に救われたから。

    今度は私がお前を救う番だ。

    ---

    助け愛。
    宮ミツの少女漫画っぷりが愛しい。

    わたしもうしくんに並んで自カプ祭りしようかと思ったけど大半がうしくんキャラ相手でだだ被りだという事に気付いた。
    うしくんまじぱねえっす・・・

    どうやらうにさんは宮ミツに飢えているようです。

    さぎかざは最近めいたんが描いてくれたし
    うしくんキャラとのカプはうしくんが一気に描いてくれたし
    へいずはらぶこみゅがほぼ歪みなくて満足してるし(×)

    そんなわけでみやみつがみたいですお母さん。

    まったくわがままボディですこと。
    何かに満たされると別の何かが欲しくなるこの強欲よ。




    みつにゃんこ

    にゃんにゃんにゃんの日!
    ミツは猫目ということでの選抜。
    しかしかざみも猫目なのでどちらを描こうかと思案した結果2月22日が残り10分もなかったので作画の手間がかからないミツになったという←

    去年は平八がにくに猫耳付けてたような気がする。っていうか本人も付けてた気がする。全力でうろおぼえだけど。




    そういえば、聞いたことがある・・・

    金を持ってそうな生徒を狙って、カツアゲする生徒がいる、ということを。

    覆面のようなものを付けて顔は分からないが・・・とりあえず私の見知った顔ではない。
    背は私より低いが、声変わりは既にしているようだ。
    体育特待にも見えないから恐らくは先輩だと思う。

    始まりはロッカーに挟まっていた手紙だった。
    パソコンで打ち込んだものをそのまま印刷しただけの簡素な手紙。

    「あなたに伝えたいことがあります。放課後、体育倉庫まで来てください」

    このご時世にラブレターだか果たし状だか知らないが、随分と古風なものだ。私にその気はないが相手に待たせるのも悪いかと思い、軽い気持ちでここに来た。
    そしたら、このざまだ。
    入った瞬間に鍵がかけられ、地面に押し倒された。

    ・・・完全に油断していた。

    気付けば、男が私の首元にカッターをあてがっていた。

    「お前さ、あの鏡内の令嬢なんだろ?だったら金くらい腐るほど持ってるよな?あ?」
    「私が鏡内の者だから何だというのだ」
    「この貧乏人に少し恵んではくれませんかねえ?お嬢様?」
    「・・・ふ、生憎学校にまで余計な金は持ちこんでいないものでね。お前の満足するような額は得られないだろう」
    「あんたの少ないとオレの少ないは違う。たとえばあんたにとっちゃ1000円なんていつでも手元にあるようなはした金だろ?俺にとっては1000円だって大金なんだ。中学生の身の上でバイトもできないのに親から見放されちまってなあ。食いもん買う金もねーの」
    「食べ物を買う金がない割には煙草のにおいがするな」
    「吸ってないとストレス溜まるばっかでやっていけねーのよ。まあ今は煙草どころか昼飯買う金にも困窮してる有様でね」
    「そんな中学生の昼飯代程度のはした金を渡さなかったらそのカッターで頸動脈を掻っ切るというわけか。どちらにしろ困るのはお前の方だな」
    「さすがにそこまではしねえよ。可愛いお顔にちょーっと傷つけるだけだ」
    「・・・ふ、褒め言葉のつもりか?私から見ればお前の方が可愛らしいぞ?小動物みたいでな」
    「随分達者な口だなあ、おい。今の立場分かってんの?ここの鍵はオレが持ってるから外からは開けられない。お前に逃げ道はないんだよ」
    「分かった分かった。私が今持っている程度の金で満足するならくれてやる。ただ勘違いするなよ。私はお前のチャチな脅しに屈した訳ではない。あまりにお前が可哀想で見ていられないから金を渡す。それだけだ」

    これ以上面倒なことになるのはごめんだ。
    私は観念して財布をポケットから出そうとした。

    ・・・が。

    「・・・チッ。これだから金持ちは気に喰わねえんだよ・・・!」

    男の様子が、明らかに変わっていた。

    ---

    「・・・なんだ。金は渡すというのに、何故逆に怒っている?」
    「可哀想とかなあ!そうやって上から目線でなあ!余計なお世話なんだよ!あいつだってそうだ!自分はでかい家に住んでるだけで裕福ってわけじゃないとか抜かしやがるけどなあ!家に帰って家族が待ってるだけで!三食満足に喰えるだけで!それだけで!それだけで十分幸せじゃねえかよおおおおおおっ!!!何なんだよ!何でオレが!こんな惨めな思い!しなきゃいけねえんだよおおおおおおっ!!!!!!」

    もはや最後の方は嗚咽混じりだった。
    こいつは他人。今までどんな人生を歩んできたのかは知らないが・・・

    とにかく、惨めだと思った。

    「・・・そうだ、良い事思いついた」
    「・・・何だ」

    さっきまで泣き叫んでいた男がピタリと動きを止め、私の顔を覗き込んできた。

    「お前の服全部脱がして写真撮ってやろうか・・・」
    「・・・!?」
    「そうだ、それがいい・・・それで脅して定期的に金持ってきてもらえば他の奴から金巻き上げる手間もなくていいな・・・」
    「・・・や、やめろ!」
    「まずはこのふざけた男子制服、ズッタズタに引き裂いてやろうか・・・」

    男がカッターの刃を私の制服に当てた瞬間。


    けたたましい音と共に、突然視界が明るくなった。

    ---

    大暴れする男を教員が取り押さえ、その場は何とか収まった。
    とりあえず怪我はない。制服も切れていないようだ。

    職員室では、助けを呼んでくれたらしい3年の先輩が彼の起こした別の事件について言及していた。
    ロッカー荒らしの真犯人は彼だと。現場を目撃したが、その先輩は男と親しい仲らしく、なかなかその事が言えなかった、と言っていた。

    ・・・まあその事に関してはあまり興味ないが。

    その男は退学処分こそ免れたが、厳重注意を受けた。
    近々集会が開かれることになるそうだ。

    その後、帰ろうとしたら3年の先輩に呼び止められた。

    「待って。まだあなたに謝ってない」

    小柄な女性だった。
    男もまあ、その女性と同じくらいの身長ではあるが。

    先輩の名前は溝端苗。体育特待科の3年。
    男の名前は伊藤涼太。普通科の2年。

    そう、二人は名乗った。

    ---

    「涼太。ごめんなさい、は?」
    「おかんかお前は」
    「ほら、三津子ちゃんにちゃんと謝る!ほら土下座!」
    「土下座する意味がどこにあんだよ・・・」

    名乗った覚えはないが、溝端先輩はごく自然に私の名前を呼んでいた。
    親しい友人に告げ口されたのが堪えたのかどうかは知らないが、男・・・伊藤は随分と覇気がないように見えた。

    「・・・なんつーか、悪かった」
    「誠意がこもってないよ!」

    彼はバツが悪そうだった。
    無理もない。数時間前は私をカッターナイフで脅していたのだ。
    謝ってすむような問題でもないし、別に謝罪の言葉などいらない。
    相手にもあまり謝る気はないようだし。

    「いいのですよ、溝端先輩。私は謝罪の言葉が欲しいわけではありません。私以上に謝らなければならない相手もいるでしょうし」
    「これから土下座しに回るから平気よ」
    「なんでさながそれを決めるんだよ!そういうのはオレが勝手にやるから別に・・・」
    「涼太は黙ってる!」

    先程の緊迫感が嘘のようだ。
    相手は下手すれば警察沙汰にもなりかねない騒ぎを起こしたような男なのに。

    「よりによって奈津美の妹にカツアゲするんだもん。奈津美に絶交されても知らないわよ」
    「どうせナツ姉とは最近あまり連絡取ってねーし・・・」
    「そういう問題じゃない!」

    ・・・どうやら二人とも姉の友人で、私がその妹だということも知っていたようだ。
    確かに「鏡内」なんて苗字は滅多にないからな。

    「・・・伊藤みたいな奴が姉様の友人とはな・・・」

    伊藤は先輩だが、先程の件もあって先輩扱いするのはなんだか癪だった。
    目上に対しては敬語を、と教わってはいるがこいつを目上扱いなどせんでもよかろう。

    「小さいころによく一緒に遊んだだけだよ。あいつの小学校の近所に住んでたし、オレ」
    「なるほどな」

    確かにそんな理由でもなければ、こいつと姉様が知りあう事もないだろうな。

    「・・・しかし厳重注意で済んで良かったのか悪かったのか。私はもう気にしないが、多方面から恨みを買っているだろう、お前は」

    私がそう言うと、伊藤の顔が曇った。

    「・・・多分近いうちに地元の公立校に転校する。どっちにしろ学費払えなくて滞納してるし」
    「代わりに払ってもらうあてはないのか」
    「祖父母がいるっちゃいるが・・・年金暮らしだから迷惑かけたくないし」
    「お前は充分他人に迷惑をかけているよ、伊藤。祖父母に迷惑をかけていないつもりでも、廻り回ってかけている。孫がカツアゲ犯だなど哀れで仕方がない」
    「・・・わーかってる。今更綺麗ごとなんざ通じねえや」
    「ただ、私はお前を恨みはしない」
    「何でだよ」
    「この私が恨みをぶつけるには、お前は小者すぎる」
    「いい性格してんな」
    「お前ほどではない」
    「オレ、お前の事嫌いじゃないかもな」
    「嬉しくないな」
    「何とでも言えや」

    この会話を最後に、学校で伊藤に会う事はなくなった。

    2年前の話。
    長すぎた\(^o^)/

    涼太は杜若でカツアゲ繰り返したよって話。
    なんかまだこの件について話足りてないけどとりあえず続き書く前に風呂入る←
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