美術部
聖「・・・」
穂「・・・あの、どうしたんですか?さっきからずっと私の方見て」
聖「・・・ほのか、描いてる・・・」
穂「私ですか?」
聖「・・・ほのか、かわいい。描いてて楽しい・・・」
穂「そ、それはありがとうございます・・・でも誰彼構わず『可愛い』って言うのはやめた方がいいと思いますよ」
聖「・・・なんで?」
穂「なんでって・・・それで誤解する人もいるかもしれないじゃないですか」
聖「・・・なんの?」
穂「なんのって・・・その、気があるとか」
聖「かわいいものをかわいいって言うのは・・・悪いことじゃないと思う・・・」
穂「それはそうですけど」
聖「ほのか・・・それ、雑貨デザイン・・・?」
穂「あ、はい。手鏡のデザインをしようかと」
聖「・・・きれい。いいと思う・・・」
穂「そうですか?ありがとうございます。お世辞じゃないですよね・・・?」
聖「・・・ぼく、うそつかない。ほのかも、うそつかない」
穂「・・・そうですね。意外と似たもの同士なのかも、私たち」
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ほのかかわいいよほのか
こづさんが女の子を産んだと聞いて!(しゅばっ)
しかも美術部所属ですってよ!聖と絡ませるしかないと思いました←
しまった穂香老けすぎた(((
聖と静
「・・・また、あの人・・・。虫食べてる・・・」
「・・・・・・」
「・・・あの・・・」
「・・・何?」
「・・・北斗の・・・人・・・?」
「・・・うん」
「北斗、さゆ姉といっしょ・・・。あの、ぼくは・・・吉野聖。あなたは・・・?」
「・・・有栖川静」
「静・・・きれいな名前・・・。なのに虫食べる・・・面白い・・・」
「・・・そう?」
「虫・・・おいしい・・・?」
「(こくり)」
「今日食べてるのは・・・せみ・・・?」
「(こくり)・・・一番美味しい」
「・・・じゃあぼくも食べてみようかな・・・」
「・・・(別の蝉を差し出す)」
「・・・(もぐもぐ)・・・おいしく・・・ない・・・」
「・・・口に合わなかった?」
「・・・うん・・・」
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ア「アリスおにいちゃん」
静「・・・アリス」
聖「・・・この人は・・・?」
静「・・・友達。アリスっていう・・・」
ア「あなたは・・・?」
聖「吉野聖・・・。アリス、白南風の制服・・・平兄といっしょ・・・」
ア「へいにい・・・?」
聖「・・・静、きれい。アリスも、きれい・・・きれいなものがいっぱい・・・」
ア「・・・ありがと(にこ)」
聖「・・・笑った顔も、きれい・・・(さらさら)」
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「・・・」の多さが異常。
うちにもやっと静と絡む人員ができた((((
いやだって早百合全然絡んでくれないんだもんさ!生徒会と!
聖は静にがっつり懐いてます。
というか、綺麗だけど毒がある(虫食べる的な意味で)、そんな感じの静に惹かれてます。
あ、恋愛的な意味じゃないよ(そりゃ)
あと基本的に聖は敬語を使おうとしません。
先生とかの前ではちゃんと使えるけど。
学校の先輩はちゃんと先輩って呼ぶけど、その他のコミュニティの人たちは年上だろうが基本名前呼び捨て。
てけてけ
穂「・・・あの、聖先輩・・・これ・・・何ですか?」
聖「・・・同じクラスの・・・友達・・・」
穂「女の・・・方ですか?」
聖「うん」
穂「顔から直接足が生えてるように見えるのですが・・・」
聖「てけてけ・・・女の妖怪・・・」
穂「妖怪!?」
聖「史郎が好きなもの・・・要が地面に描いてた・・・」
穂「えーと、クラスメイトで女性でてけてけっていう妖怪で・・・?」
聖「てけてけ・・・・・・」
穂「な、何の話でしたっけ・・・?」
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聖「要・・・史郎と仲良し・・・好き同士・・・?」
要「Σちっ違うわよ!大体あいつ趣味悪いし!」
聖「・・・趣味・・・?」
要「そう、あいつが好きなのってこんなのだから(かきかき)」
聖「・・・これ・・・何・・・?」
要「てけてけっていう女の妖怪らしいの」
聖「・・・てけてけ・・・面白い・・・(かきかき)」
要「Σちょ、なんでさっきまで描いてた女の子と混ぜちゃったの!?新しいページに描きなさいよ!」
聖「違う何かを混ぜる・・・キャラクター作りには有効な手段・・・」
要「・・・そ、そうなんだ・・・」
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こういうことでした(((
聖の絵のジャンルは幅広いです(そういう話をしているのではない)
風景画人物画が主だけど、空想で何かを描いたりすることもあるしキャラデザとかもします。
まあキャラデザは主に非人間だけど。
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暖「何これ!?何事なの!?」
聖「箱坂・・・記憶だけで描いた・・・」
九「あ、確かに箱坂さんと同じ髪型なのです」
結「人としての色々が足りなくない・・・?」
暖「これはこれで箱坂さんに似てる気はするけどなー。台詞とかそれっぽいし」
聖「箱坂・・・てけてけ・・・妖怪・・・」
梅「誰が妖怪ですって!?って何よこれ絵ええええ!!!!!!!!!!!!!!!!」
説明が足りなさすぎる聖。
無自覚恋愛
聖「・・・平兄と、ここの・・・なかよし・・・?」
平「まあね。九ちゃん家の動物病院は昔からお世話になってるし」
九「小学生の頃から仲良しなのです」
聖「・・・ふーん・・・」
平「・・・聖?」
九「聖くん?」
聖「・・・なんか、おもしろくない・・・」
九「え?」
平「・・・へえ、聖が不機嫌になるなんて珍しいね」
聖「・・・よくわからない、でも・・・」
平「大丈夫大丈夫、心配しなくても聖のかわいい彼女取ったりなんてしないから!」
九「Σ平八さんっ!わたしと聖くんはそんな関係じゃないのです!」
聖「ぼくと・・・ここのの関係・・・クラスメイト・・・」
平「・・・あ、付き合ってたわけじゃないんだ?」
聖「・・・ん、でも・・・ここのは、好き・・・」
九「え、ええ!?と、友達としてですよね?」
平(・・・ナチュラルに告白じゃないの?これ・・・)
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たか→ここ的な。
聖に恋愛という自覚はない。
けど、なんとなく九が特別だと気付き始めた時期、みたいな。
暖も結も梅香も穂香もベッキーも百目鬼先輩も皆好き。
だけど九に対する好きはちょっと違う、みたいな。
む・・・ちゃんと恋愛として発展できるんだろうかこの子((((
そしてたかここが公式なのか非公式なのか私でも分からないのぜ!←
きよけゐみたいに正式に付き合ってるわけじゃないっていうのもおいしいかなハスハス!
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