早百合「では、まずは皆さんにキャラクターを作ってもらいますわね」
かざみ「へえ・・・いろいろな種族がいるんですね」
勲子「何にしようか迷うなあ・・・」
千沙華「いさっちと平八は身長的にエルフじゃない?」
勲子「エルフぅ~?ガラじゃないなあ・・・」
平八「僕はタビットにする」
※タビットとは
二足歩行のウサギのような見た目をした体長1m程度の人族である。
千沙華「なんで敢えてそれなの!?」
勲子「姫宮、あんた自分のキャラ考えた方がいいよ!」
平八「だって・・・ウサギには抗えないじゃないか・・・」
にく「ぶー?」
かざみ「・・・ある意味、一番平八郎くんらしい選択ですね」
千沙華「かざみは何にするの?」
かざみ「わたしは・・・人間にします。一番扱いやすそうですし」
千沙華「えぇー?無難すぎてなんかつまんない」
かざみ「初心者のうちは無難が一番です」
千沙華「むぅ・・・」
勲子「千沙華さんはドワーフっすか?」
千沙華「なんでドワーフ確定なの!?」
勲子「いや、うちが身長でエルフなら、千沙華さんの身長はドワーフかなって」
千沙華「失礼な!さすがにドワーフほど小さくないよ!」
平八「ルルブには身長140cm前後って書いてあるけど」
千沙華「・・・・・・」←143cm
勲子「リアルドワーフっすね」
平八「もうドワーフしかないね」
かざみ「ドワーフそのものですね」
早百合「ドワーフ千沙華、可愛らしいではありませんの」
千沙華「むう・・・皆してそうやって!わかったよ!そこまで期待されてるならドワーフやるよ!」
勲子「決定っすね!」
千沙華「だから代わりにいさっちはエルフやってよね!」
勲子「なんでっすか!?ガラじゃないっす!」
千沙華「いさっちがエルフやらないなら千沙がエルフになるもん!」
勲子「・・・やります。うちエルフやりますから」
平八「千沙ちゃんがエルフ・・・ねえ・・・」
千沙華「ちょっと何その憐れむような目」
・・・キャラクター作成中・・・
早百合「みなさん完成しましたわね。では、千沙華から順番に見せてくださいまし」
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PL1:鈴木千沙華
キャラクター名「チサカ・スズキ」
種族:ドワーフ 性別:女
年齢:17歳 生まれ:戦士
冒険者レベル:2
HP21/MP23
器用度19 敏捷度10 筋力21
生命力15 知力6 精神力23
技能:ファイター2/レンジャー1
戦闘特技:全力攻撃
言語:交易共通語(会/読)ドワーフ語(会/読)
種族特徴:暗視、剣の加護/炎身
所持品
武器:エストック 鎧:スプリントアーマー 盾:-
頭:- 耳:- 顔:- 首:- 背中:-
右手:- 左手:- 腰:- 足:- その他:-
その他装備品
・冒険者セット
・ヒーリングポーション
所持金:110G
経歴
・育ての親に拾われた
・恥ずかしいクセを持っている
・罪を犯したことがある
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早百合「名前が適当すぎますわね」
千沙華「だっていいのが浮かばなかったんだもん・・・」
平八「千沙ちゃんの知力・・・すごく千沙ちゃんらしいね・・・」
千沙華「う、うるさいなー!それを補って余りある筋力と精神力があるからいいんだよ!(ドヤ)」
勲子「千沙華さんの技能を考えると、あまり精神力生かされないと思うんスけど・・・」
千沙華「そこは気にしたら負けだよ!魔法系の技能取ったところで知力が残念だし!・・・(´;ω;`)」
早百合「武器と盾はそれなりのを揃えましたわね。前衛として期待できそうですわ」
千沙華「はっはっは!力技なら任せたまえよ!(`・ω・´)」
早百合「それにしても、経歴がとんでもないですわね」
千沙華「うん・・・こればかりはダイス運を呪いたいよ・・・」
平八「全体的に壮絶な上恥ずかしい癖持ちって・・・」
かざみ「恥ずかしい癖って具体的には何なのですか?」
千沙華「ぐっ・・・それは・・・皆の目に付かないような恥ずかしいクセということでひとつ」
早百合(逃げましたわね)
勲子「罪を犯したことがあるってすごいっすね。何やらかしたんすか」
平八「前科持ちか・・・」
千沙華「ちょ、冷たい目で見ないでよ!た、たぶん窃盗くらいだよ!重い犯罪は犯してないよ!」
平八「盗み癖か・・・仲間と言えども用心しないと」
千沙華「・・・そんなこと言ったら本当に平八から何か奪ってやるんだからね」
かざみ「育ての親に拾われたということは・・・チサカは捨て子だったのですね」
千沙華「旅を続けているうちに実の親との再会!とかそういうベタな展開もあるかもしれないね!(`・ω・´)」
早百合「では次、平八どうぞ」
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PL2:姫宮平八郎
キャラクター名「ニク・ヒメミヤ」
種族:タビット 性別:男
年齢:6歳 生まれ:妖精使い
冒険者レベル:2
HP17/MP26
器用度13 敏捷度12 筋力9
生命力11 知力23 精神力20
技能:フェアリーテイマー2/セージ2
戦闘特技:魔法誘導
言語:交易共通語(会/読)神紀文明語(読)妖精語(会)汎用蛮族語(会/読)妖魔語(会)
種族特徴:第六感
所持品
武器:- 鎧:ソフトレザー 盾:ラウンドシールド
頭:- 耳:- 顔:- 首:- 背中:ポンチョ(フード付き)
右手:- 左手:- 腰:宝石ケース 足:- その他:-
その他装備品
・妖精使いの宝石×4
・冒険者セット
・ヒーリングポーション×1
所持金:395G
経歴
・神の声を聞いた(と信じている)
・大切な約束をしている
・大怪我をしたことがある
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勲子「ニク・・・?」
千沙華「平八は自分作らなかったんだね」
平八「最初は皆と同じように自分にしようと思ったんだけど、丁度にくが目に入って・・・」
にく「ぶー」
かざみ「タビットのにくですか。可愛いじゃないですか」
早百合「ステータスは・・・まさに魔法使いタイプですわね。頭がよく魔法が得意な代わりに不器用でのろまでひ弱で生命力も低い・・・」
千沙華「筋力9かぁ・・・」
平八「これでも振りなおして少しはマシになったんだよ!振りなおす前は筋力の出目が1でどうしようかと」
千沙華「なにそれ虚弱すぎるwwww」
平八「タビットだから仕方ないんだけどね・・・それに今のところ直接攻撃する予定もないし」
かざみ「ソーサラーでもコンジャラーでもなくフェアリーテイマーなのは何故?」
平八「魔法使い系だったら何でもよかったんですけどね。なんとなくです」
早百合「セージ技能で覚えたのは汎用蛮族語と妖魔語ですか・・・なぜこれを?」
平八「敵の言ってることが分かったら面白いかなあと思って」
勲子「そういえばこの装備品のポンチョって何か効果あるの?」
平八「うーん・・・特にないけど、見た目が魔法使いっぽくなるかなあって」
かざみ「経歴は・・・千沙華に比べれば普通かしら」
千沙華「そんなことないよ!タビットのくせに神の声聞いたとかよく考えたらむちゃくちゃじゃん!」
※タビットは神聖魔法が使えずプリーストになれない種族
平八「これは・・・うん、聞こえたって思い込むのは自由だから・・・」
千沙華「つまりは痛い人だね!」
平八「うん・・・そうだね・・・」
早百合「大怪我をしたことがある、というのは?」
平八「駆け出しの妖精使いだった頃、一人で蛮族に挑んで大怪我をした、というのはどうだろう?」
早百合「普通ですわね」
平八「そこを腕利きの妖精使いに助けられて、いつか恩返しをするって約束したという事にします」
早百合「なるほど・・・」
平八「その妖精使いは何かしらの神を信仰していて、自分も信者になろうと必死に神の声を聞こうとして空耳でもしたんでしょうね」
早百合「何かしらって・・・具体的には決めてませんの?」
平八「決めなくても特に問題はないかと思って。NPCでその人を出すことがあれば姉さんに任せようかと」
早百合「はいはい、今回は無理としても機会があれば出してもいいですわよ」
早百合「では次。勲子ちゃん」
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PL3:勅使川勲子
キャラクター名「イサコ・テシガワ」
種族:エルフ 性別:女
年齢:15歳 生まれ:射手
冒険者レベル:3
HP23/MP14
器用度25 敏捷度19 筋力8
生命力14 知力17 精神力14
技能:シューター3
戦闘特技:精密射撃/鷹の目
言語:交易共通語(会/読)エルフ語(会/読)
種族特徴:暗視、剣の加護/優しき水
所持品
武器:ノーマルクロスボウ 鎧:ソフトレザー 盾:-
頭:かつら(変装用) 耳:- 顔:- 首:- 背中:矢筒
右手:- 左手:- 腰:コルセット(スタイルをよく見せる) 足:- その他:矢筒
その他装備品
・冒険者セット
・太矢×24
所持金:230G
経歴
・両親に愛されて育った
・負けず嫌いと評されたことがある
・家族に異種族がいる
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かざみ「勲子はシューターだけを上げて最初から冒険者レベル3ですか」
勲子「見る限りみんながその他技能色々取ってるみたいだから。ウチは戦闘特化でいいかなあって」
かざみ「筋力が心許ないように思えますが・・・」
勲子「うん・・・ひ弱すぎてまともに扱える武器が少ないんだよね・・・」
平八「物理攻撃担当なのに魔法使いのニクより筋力弱いって・・・」
千沙華「器用度がすごく高いね。スカウト技能とか持ってたら生かせそうだけど」
勲子「気にしてなかったけど、そういえばそうっすね。このセッションが終わったら取ろうかな」
かざみ「・・・・・・」
勲子「かざ姉どうしたの?」
かざみ「い、いえ・・・(勲子のコルセットの効果について突っ込んだらいけないのかしら・・・)」
千沙華「ねえねえいさっちー!なんか所持品につっこみどころがいっぱいあるんだけどー!」
かざみ(Σ千沙華ーー!!!)
勲子「何すか?」
千沙華「かつらって何?いさっち髪薄いの?」
かざみ「これは変装か何かに使えるかなって思って。あと髪薄いってどういう意味っすか」
早百合「今回はあまり変装する必要はなさそうですけどね」
平八「経歴は・・・特に突っ込みどころはなさそうだね」
千沙華「家族に異種族がいるの?子どもがナイトメアとか?」
勲子「成人したてで子どもなんて産んでませんから!そっすね、多分親のどっちかが人間なんじゃないっすか?」
千沙華「ハーフエルフってこと?」
早百合「SW2.0にはハーフエルフの概念はありませんけどね。産まれるのは人間かエルフになりますわね」
早百合「では最後。かざみさんお願いしますわ」
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PL4:鈴木かざみ
キャラクター名「カザミ・アベル」
種族:人間 性別:女
年齢:16歳 生まれ:冒険者
冒険者レベル:2
HP23/MP25
器用度16 敏捷度13 筋力18
生命力17 知力16 精神力19
技能:プリースト2(ティダン)/フェンサー1/スカウト1
戦闘特技:全力攻撃
言語:交易共通語(会/読)地方語(会/読)
種族特徴:剣の加護/運命変転
所持品
武器:サーベル 鎧:ソフトレザー 盾:バックラー
頭:リボン(赤) 耳:- 顔:眼鏡 首:- 背中:-
右手:聖印 左手:- 腰:- 足:- その他:-
その他装備品
・冒険者セット
・スカウト用ツール
所持金:347G
経歴
・家族から探されている
・予知夢を見たことがある
・5人以上の兄弟姉妹がいる
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平八「どうして苗字がアベルなんですか?」
かざみ「スズキのままだと千沙華と姉妹っぽくなってしまうかなと思いまして・・・安直かとは思いますが、鈴木の鈴、で『a bell』でアベルです」
千沙華「ベルツリーとかじゃだめだったの?」
勲子「さすがにそれはダサいっすよwwww」
かざみ「まあ、本来はアベルってファーストネームですけどね。そこらへんは深く考えないようにして下さい」
早百合「そのまま日本人名よりはずっと雰囲気が出てると思いますわよ」
千沙華「技能がまさに神官剣士って感じだよね。でも何で神官生まれとかにしなかったの?」
かざみ「最初はそれにしようかと思ったのですが・・・前衛でも戦ってみたかったのと、何より冒険者は能力値をすべてダイスで決めるのが面白いと思いまして」
勲子「まあ、バランスはいいよね。特筆して高い能力もないけど」
かざみ「出目が悪いよりはずっとマシですよ」
千沙華「所持品は・・・ふむ。眼鏡とリボン付けてるあたり本人っぽいよね」
かざみ「所持金に余裕があったので、つい・・・」
千沙華「むぅ、千沙もおしゃれしたかったなぁ。でも強い装備を諦めるのもシャクだし!」
かざみ「このセッションが終わったら千沙華もおしゃれすればいいじゃないですか。ね?」
千沙華「うん・・・(´・ω・`)」
早百合「経歴は・・・随分と大家族ですわね。どちらかといえば千沙華の家みたいですわ」
かざみ「確かに、千沙華の家は6人きょうだいですからね」
千沙華「・・・おっ!いいこと思いついた!」
かざみ「どうしました?」
千沙華「ねえ早百合、かざみ、耳貸して!ゴニョゴニョ・・・っていう裏設定、どう?」
かざみ「はい・・・?ああ、なるほど!いいですね!」
早百合「面白いですわね。機会があればその設定を生かしたセッションをしてみましょうか」
平八「???」
勲子「どうしたんスか?」
千沙華「なーいしょ!」
かざみ「最初の経歴については、私の家族は一定の住居を持たない冒険者一家で、旅の途中で私だけはぐれて家族から探されているという設定はどうでしょう?」
早百合「いいですわね。では二番目の予知夢については?」
かざみ「はぐれて放浪中、一人で野宿をしている時、今のパーティで旅をしている夢を見た、ということにします」
早百合「なるほど。そういうことなら出会いのロールプレイもしやすいですわね」
早百合「・・・こほん。では、そろそろセッションを始めるとしましょうか!」
一同「「「「おーーーー!!!!」」」」
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茶番の長いリプレイである。っていうか、始まってすらいない。
次回から冒険が始まりますが、GM(私)がルールを把握しきれてなさすぎて後から気づいた間違いがいくつか・・・
そこらへんは次回注釈を入れておこうと思います。
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